都山流とは
流祖・中尾都山が明治29(1896)年に大阪・天満此花町にて創始、それまで口伝のみで伝えられていた地歌、箏曲、その他を楽譜におこし明治36(1903)年には独立した尺八の本曲を作曲発表しました。
その後、大正時代に入り当時の新進箏曲家・宮城道雄らと共に巡回演奏を行うなど、当時急速に広がりを見せていた新箏曲や新日本音楽の普及に貢献しました。
現在は、二代、三代を経て平成2(1990)年より四代中尾都山が宗家として当流派を率いています。数多くの著名な演奏家を擁し、教授の資格を持つ師匠は4,000名に及び昭和24(1949)年より京都に本拠を置く国内最大とも言われる尺八流派です。
都山流尺八楽会は、都山流尺八音楽を伝承し、その振興と普及を図り、わが国における音楽文化の振興発展に寄与することを目的に、昭和40(1965)年、財団法人として発足しました。その後平成23(2011)年、「公益財団法人都山流尺八楽会」として認定され、更に充実した公益事業を進めています。

都山流関東支部について
東京での都山流の歴史は大正2(1913)年、流祖より東京開拓の命を受けた初代北原篁山門 倉川簫山が市ヶ谷に指南所を開設したことから始まります。
大正10(1921)年には東都会主催「都山流創立二十五周年記念演奏会」が帝国劇場にて、大正14(1925)年には東京幹部会(関東支部の前身)主催の演奏会が同所にて開催され、その後終戦を経て、昭和40(1965)年7月1日、都山流の法人組織化に伴い「都山流関東支部」が設置されます。
関東支部は会員数が年々増加し、昭和49(1974)年には742名にまでなり、目覚ましい発展を遂げます。
百年以上の歴史をもつ関東支部は現在、東京都・群馬県・栃木県の一都三県で組織され、毎年4月頃に都内にて開催の「尺八演奏会」をはじめとした支部事業を通して、尺八音楽の普及活動に日々取り組んでいます。
